私たちの高月地域は市の北西部に位置し、4つの連合自治会(富永・高月・古保利・七郷)からなる約3,000世帯、人口約10,000人が暮らす地域です。
昔ながらの美しい山並みや田園、四季に富む風景のなか、国宝十一面観音像に代表される信仰心の篤い観音の里として知られ、また江戸時代の国際人雨森芳洲、水害から村人を救った西野恵荘上人、ヤンマーの創始者山岡孫吉など世界に光る人物を輩出し、国内はもとより世界の人々にも誇りうる歴史と文化をもつ地域です。
長浜市への合併は、長浜市を湖北の中核都市にし、不安定な経済情勢にあっても将来にわたり夢と希望の持てる持続可能な行財政運営を可能にさせるものと考えますが、人口の減少や少子高齢化の影響は市行政に税収減をもたらし、福祉・介護・医療サービスへの需要増大等により、市財政状況は今後より厳しい状況になると予想され、現在行われている公共サービスのすべてをこれまでどおりの水準で実施することは困難な時代がくるととも言われています。
私たちが暮らす高月地域を今まで以上に満足度の高い地域社会とするためには、住民と行政とが協働と連携により行う新しい公共といわれる「まちづくり」が、一層重要になると考えます。
高月地域内でこれまでからまちづくりに取り組んできている自治会をはじめ、地域内の様々な団体や個人がネットワークとなり、高月地域を一つにする「高月地域づくり協議会」を設立して、新たなまちづくりを進めようとするものです。
この協議会は、地域に暮らす人々が歴史と文化を受け継ぎ、今まで以上に安全で安心な社会を築き、活き活きと暮らせるために地域が主体となり、健康、福祉、子育て、防災、防犯・安全、環境、産業、観光、教育、文化・スポーツ、地域振興などに取り組み、社会構造の変化によって生じる市民ニーズと行政サービスのズレを埋める、新たな公共サービスの提供を行うことや地域の将来像を示すことで、未来に希望と活気をもたらす地域自治を目指すものです。
みなさまには、本協議会の趣旨にご賛同賜り、積極的なご参加をお願いします。
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高月地域づくり協議会の設立にあたり
会 長 片 山 源 之